ライブハウスの入場方法とは?初めての人も安心できる基礎知識
ライブハウスに行くのが初めての方にとって、「入場ってどうすればいいの?」「どんな順番で中に入れるの?」と不安になることも多いですよね。特に人気のアーティストのライブとなると、整理券や番号順、開場前の整列など、ルールを把握しておかないと戸惑ってしまうこともあります。ここでは、ライブハウスでの一般的な入場の流れや、注意点、知っておくと便利なポイントについて詳しく解説していきます。これからライブに行く予定のある方も、ぜひ参考にして安心して楽しめる準備を整えてください。
整理番号順の入場が基本
多くのライブハウスでは、チケットに記載された「整理番号」に基づいて入場します。これは早い者勝ちではなく、事前に発券されたチケットに記載のある番号順に呼ばれて中に入る方式です。
通常は「1〜500」などの番号だけの場合と、たとえば「A1〜A100」「B1〜B100」といった形で、アルファベットや数字でブロック分けされていることもあります。スタッフが番号を呼びながら列を整理するので、自分の番号に近い順番になるよう、事前に指定の場所に並んで待機しておきましょう。整理番号が早ければ早いほど、ステージに近い位置に立てる可能性が高くなります。
複数のチケット種別がある場合の番号の優先順位
ライブによっては、先行チケット、一般チケット、プレミアムチケットなど複数の販売方法があり、それぞれに整理番号が発行されることがあります。この場合、基本的には「販売の早い順」もしくは「価格の高いチケット」が優先される傾向にあり、以下のような順番で入場することが多いです。 プレミアムチケット(A列) 先行販売チケット(B列) 一般販売チケット(C列) 同じグループ内では番号の若い順(A1 → A2 → A3)に呼ばれていきます。そのため、自分がどのチケットグループに属しているのか、そして番号がどれくらい早いのかを把握しておくことが重要です。
開場時間と整列時間の違いに注意
ライブのチケットに記載されている「開場時間」は、実際に建物の中に入れる時間です。ただし、整理番号による整列はそれより少し早めに始まることが多く、会場によっては開場の30分前から列形成が始まる場合もあります。遅れてしまうと、自分より後の番号の人に先を越されてしまう可能性があるため、整列開始時間も確認しておくと安心です。
チケットサイトやアーティストのSNS、ライブハウスの公式サイトなどでアナウンスされることが多いので、事前に情報をチェックしておくとスムーズに動けます。
入場時の流れと注意点
ライブ当日は、開場時間の少し前から整理番号ごとに並ぶことになります。会場スタッフの指示に従って列を形成し、番号が呼ばれた順に順次入場します。
早く来すぎても、番号が遅ければ早く入れませんし、遅く来すぎると自分の番号が呼ばれて列が途切れた後に案内されることもあります。この場合、番号順の優先は失われ、最後尾からの入場になる場合もあるため注意が必要です。整列開始時間や整列場所は、ライブ主催者の案内や公式サイト、SNSなどで事前に確認しておくことをおすすめします。
入場番号が遅くても楽しむ方法はある?
「入場番号が遅かったら、いい場所に行けないのでは?」と不安になるかもしれませんが、ライブハウスによっては後方でも段差があったり、音響や照明が工夫されていることが多く、どの場所でも楽しめる工夫がされています。また、壁際や後方は比較的スペースがあり、落ち着いて楽しめるというメリットもあります。推しが見えづらくても音をしっかり楽しむというスタンスであれば、無理に前に詰める必要はありません。
ドリンク代が必要な場合が多い
ライブハウスでは、入場時に「ドリンク代」として500〜700円程度の追加料金が必要になることがあります。これはチケット代とは別に現金で支払う形式が一般的で、入場口でドリンクチケットが渡され、それを使って会場内のドリンクカウンターで飲み物と引き換えるスタイルです。キャッシュレス対応の会場も増えていますが、念のため小銭や千円札などを用意しておくと安心です。
フロアの位置取りとマナー
入場後は自由席(スタンディング)が基本のため、自分でステージ前や後方など好みの位置を確保します。ただし、場所取りや割り込みはトラブルの原因になりやすいため、周囲との距離感やマナーを守ることが大切です。荷物は最低限にして足元にまとめて置くと、混雑時も邪魔にならず快適です。最前列を狙う場合は早めに入場し、できるだけ前方エリアに移動しましょう。
まとめ
ライブハウスでの入場は、整理番号順が基本となっており、開場時間より早めに並ぶ準備が必要です。ドリンク代の支払いも忘れず、荷物や服装にも気を配るとより快適にライブを楽しむことができます。事前に公式サイトやSNSで細かい案内をチェックしておけば、スムーズに行動できて安心です。ルールとマナーを守って、ライブの時間を最大限に満喫してください。